賃貸住宅のガス契約の多くは、大家さんかもしくは管理している不動産がまとめてプロパンガス提供業者と契約しています。一般的にはガス給湯器を設備として備え付けていますから、賃貸住宅の住人は勝手に交換できません。
ガス給湯器を交換したい場合は、最初に大家さんか管理している不動産会社に連絡し、交換理由や事情を説明します。もし故障等であれば、利用者に特別な過失が無い限り無料での交換となります。管理者によっては、必要書類を準備していることもあり、その場合は従います。
ガス給湯器の交換が了承されるとプロパンガス提供業者へと連絡され、大家さんもしくは不動産会社と業者との間で相談の末、新たに設置するガス給湯器が決定されます。入居者がガス給湯器を選択したり、話し合いに参加することはほぼ不可能です。
給湯器は値段が安くないため、管理者はプロパンガス提供業者と交渉し、契約期間等を考慮したうえで値段交渉し決定していますから、住居人は特に関わることはありません。
賃貸物件によっては稀に住居人が持ち込みで、もしくは入居時に自分で取り付ける例もあり、その場合は備え付けの設備とはならないため、自由に交換することが可能です。但し交換する際には、念のため大家さんに連絡する必要があります。特に設置の際に工事を必要とし、壁に穴を空けたりダクトの設置などは、連絡なしに実施するとトラブルの原因になることもありますから、必ず連絡が必要です。