ガスの臭いを感じるとき

ガス給湯器は、必要な時に必要となるお湯を作る装置です。使い勝手のいいものではありますが、ガスを使っているところが重要といえます。ガス漏れという大きな問題があるのは忘れてはいけないところです。給湯器の周辺から臭いがするようなときには、いろいろな原因が隠れており、ガス給湯器自体の交換も検討していかなければいけません。

プロパンガスを使用しているのが条件ですが、タンクのガス量が減ってきた場合には、臭いを感じる場合が出てきます。これは、ガスの臭いの元がたまっているだけで、ガス漏れの問題ではありません。ですが、素人では判断が付きにくい部分となってきます。ガス漏れとの違いを容易に判断できないため、問い合わせをして確認するほうがいいでしょう。

不完全燃焼と配管からのガス漏れ

ガスが燃えるためには、酸素がなければいけません。燃焼が不十分になってしまうと、ガスの臭いがする場合が出てきます。炎の色がオレンジに変わってくるなど違いが出てくるなど、兆候がありますが、なにより怖いのは、一酸化炭素中毒を起こす問題です。一定量を吸い込むと死亡してしまう可能性も出てくる怖い状態ともいえるでしょう。

ガス漏れの場合、配管に異常をきたしている場合が多くなります。接続部分に使われているゴムパッキンの劣化も原因のひとつとなるでしょう。ひび割れや破損といった場合も出てくることから、危険性の高い状態です。おかしいと思ったときには、ガスの存在が目に見えない以上、すぐに問い合わせをして確認したほうが安心して使うことができます。問題が出た時には、交換も検討するべきです。