ガス給湯器が1分間にお湯を作る能力を表す号数やサイズは、16号や20号、24号といった数字が大きくなるほど性能がアップしていきます。
ガス給湯器の性能が弱いと、例えばお湯の使い方によっては性能を物足りなく感じたり、号数やサイズを変更して大きくしたくなるケースが出てきます。
変更できるかどうか、これは結論からいえば可能で、蛇口を回しても湯量が少なかったり複数の蛇口でお湯を同時に使う場合に、号数やサイズを上げて問題を解決できます。
逆に、ガス給湯器の性能が過剰で持て余していると感じる時も、数字を下げる方向で変更可能となっています。
一般的に単身世帯は16号のガス給湯器が最適とされ、2人家族世帯なら20号、4人家族であれば24号が狙い目となります。
家族が増えると使用中のガス給湯器の性能が足りなくなることがありますから、子供ができたり同居人が増える時に、号数やサイズの変更を考えるのが得策でしょう。
世帯人数の増加はなくてもお湯の使い方に変化がある場合は、必要に応じて変更の検討を行うことをおすすめします。
ただ、急に性能が低下したと感じる時は、設備の老朽化や不調の可能性もあります。
そういうケースでは性能を上げるのではなく、同等の性能の新しいガス給湯器に置き換えるのが有力な選択肢です。
16号だと蛇口1つ、20号なら2つで、24号であれば3つの蛇口から同時にお湯を出す性能を持ちます。
数字は1分あたりに作り出されるお湯のリットル数を意味するので、用途から必要な性能の数字に狙いを定めて変更を検討することが可能です。