マンションで使用するべきガス給湯器
一般にはあまり知られておりませんが、ガス給湯器には三種類のタイプがあります。壁掛けタイプ、据え置きタイプ、そしてマンションタイプです。その為、マンションで使用するべきガス給湯器はマンションタイプ一択になるのですが、このマンションタイプのガス給湯器にも複数の種類があります。
大きく分けると屋外に設置する壁掛けタイプと玄関のドアボックスに収納されているPS設置タイプになります。どちらのガス給湯器もメリットとデメリットがありますが、基本的には現在使用しているマンションタイプのガス給湯器にするのがおすすめです。屋外に設置する壁掛けタイプからPS設置タイプに変更する場合は、当然ドアボックスの変更も行わなければいけませんし、また逆も同様の手間暇と予算がかかります。そのため、コストの面からみてもあえて反対のタイプにするオーナーさんはいません。
壁掛けタイプとPS設置タイプ
屋外壁掛けタイプは、マンションのベランダに設置されているケースが殆どです。日本国内にあるマンションの多くがこのタイプになっていて、多くの方が選択しております。屋外壁掛けタイプは、本体の下から配管がでています。きちんと配管カバーで覆われている所もありますが、ガス給湯器を交換する場合には、このカバーも新品のガス給湯器に合わせた物を再度設置します。
PS設置タイプは玄関にある玄関ボックスに埋め込むように設置するタイプのガス給湯器です。PS設置タイプのPSは、パイプシャフトの頭文字を取った物でガス給湯器やパイプシャフトも玄関ボックスの扉で隠されていますので圧迫感がありません。PS設置タイプのガス給湯器に交換する場合には、交換前のPS設置タイプのガス給湯器の排気穴の場所や大きさなどに合った物を選びます。
マンションのガス給湯器で選ぶべき号数
マンションのガス給湯器の場合には、そのマンションの部屋の広さによって選ぶ必要があります。ワンルームマンションの場合には、そこまで大量の湯量は必要ありませんので16号がおすすめです。8号ですと二人で生活されていると物足りなく感じてしまうからです。
2K程度のマンションのばあいには、20号くらいは欲しい所、シャワーを使用しながら食器も洗う事ができますし、小さなお子様連れのご家庭もありますので20号が規準になります。それ以上の3LDKなどのマンションに関しましては24号の大きさは欲しい所です。特に4人家族が無理なく生活するのでしたら24号あれば安心です。